次に来るソーシャルサービス

Aug 13, 2014     小泉 耕二   0 Comment     おすすめ, コンサルティング

10代を中心に利用が少ないFacebook

広告やPRに携わると、大変失礼な話だが、意思決定者が高齢であったり、偏った自分の趣味を押し付けるタイプの方である場合、出稿メディアを適切にチョイスできなくなることが多い。

昔から「若者」と呼ばれる人たちに対するマーケティングが機能していなくて、インターネット普及期以降はベンチャー企業の方がリーチ力が強かったりすることも多い。

これは等身大だからという以外の理由は特にないし、大企業にも「若者」はいるんだから権限移譲すればいいと思うのだけど、そういう決断をできる意思決定者はいつの時代にも稀だ。

さらに、人工曲線や可処分所得を考慮すると、今目指すべきマーケットはそこなのか?という議論が毎回巻き起こる。

もちろん、実際は「若者」への対応をしなくてよいのか?という疑問を抱きつつだ。

世界規模で10億人を超えたFacebook、日本においても2,000万人はいるといわれているがメインの利用者は30代。「実名に疲れる」「親や家族、恋人、同僚、お客様など近い人に見られたくない」「広告が煩わしい」などの理由からアカウントはあるものの、Facebook離れをしているユーザも増えてきている。

こういった情報が日々発信されるなかで、気の早いマーケティング担当は次にくるサービスの調査に余念がない。

若者を理解するうえでも最近のアメリカの10代において主流となっているコミュニケーションツールを知っておこう。

これを読むとアメリカの10代において主流なコミュニケーションツールがわかります。

WhatsApp(メッセージ系)

whatsapp whatsapp

登録は、電話番号を入力すると、SMSが飛んできてそこに記載されたパスコードを入力すると端末が特定される。

電話帳やFacebookへのアクセスを求められて、許可すると、そのデータからメッセージが可能な相手が特定される。

登録が終わるとメッセージが送れるようになる。

テキストメッセージだけでなく、動画や写真、音声メモが送れたり、グループチャットができたりする。

さらに、位置情報も共有することができる。

Yahoo!に勤めていたメンバーが作っていて、Yahoo!のアプリケーションが広告にまみれていることを批判し、自分たちは広告を掲載しないことを声高にうたっていることが支持されている一つの理由ではないかと思われる。

2014年190億ドルでFacebookが買収したことでも有名だ。

WeChat

wechatwechat2

中国発のアプリで、主に中国やアジア圏で使われているものの、米国やヨーロッパの10代に一気に広がったことで話題になった。

とにかく機能が多くてすごいのですが、「音声チャット」「グループチャット」「写真の共有」「音声通話」「動画通話」「絵文字」「一斉配信」「友達検索」「近隣の友達検索」「ライブチャット」とおなじみのアプリのいいとこどりソフトで、ここまで徹底してやるとさすがにユーザも増えるものだ。

LINEの直接競合というところでしょうか。

shots of me

shotsshots

ジャスティン・ビーバーが出資して作った自撮アプリで現在ユーザ数が伸びてきているアプリだ。

写真を共有するというところはInstagramなどと同じですが、もう少しコミュニケーションを意識している。

ユーザ登録にメールをとったり、電話番号にアクセスするのも同じですが、まず写真をとってそこにメッセージを書く。というところが他との差といえる。

ただ、汎用的に利用したいユーザにとっては同じ機能を持っているWeChatやLINEの方が便利かもしれない。

じゃ、どういう使い方をするかというと、基本「自撮り」なので、どんどん自分を撮影してアルバムのように残していく。

カメラも初めからインカメラだ(笑)。

それで、友達を探したり、DISCOVERという機能をつかってほかの人の写真を見たり、フォローをしたり、そうやって写真で作る日常をみんなで共有して楽しむ。

日本だと、Instagramがこの役割を果たしているので、有名タレントが利用していかない限り、あまり広がらないと思われる。

SnapChat

snapchat

アメリカの高校生・大学生で急激に流行ったことで有名なアプリで、投稿した写真や動画が時間がたつと消えてしまうというところが特徴。

ワンプッシュで写真撮影、長押しでビデオ撮影をして、登録しているユーザに情報配信ができるという単純な機能。

実は画像などが消えてなかった、スクリーンショットをとられてネット上に流出した、など大騒ぎになったのも記憶に新しいところだが、それらの対策も逐次対応しているようだ。

Facebook Pokeも類似のアプリといえる。

BurnNote

burnnote

送った写真のコピーやスクリーンショットをとりづらくする対応を施してあるアプリで、SnapChatの改良版とでもいうべきでしょうか。

ただ、ちょっとデザインがかわいくないのが私は気になる。。。

Whisper

whisper

今度は完全匿名性のアプリで、思ったことをとにかく呟ける。吐き出せる。ということが特徴。

写真と骨太のテキストで心の叫びを表しているものもあれば、投げやりなメッセージもある。

まさに、現代版、「王様の耳はロバの耳」といえる。

次来るサービスを見極めるポイント

いかがでしたでしょうか?いろんなサービスがありますね。

日本では、プロフというミニブログのようなサービスが2002年頃から流行っていて、個人情報の漏えいだとか、いじめの温床になるとかで批判されました。

今のアメリカで流行っているとされるサービスをみていると、プロフの焼き直しで、自己表現だったり、短いつぶやきであったり、仲間づくりだったり、わりと似た感じがある気がします。

2002年に15歳だった少女も、今は27歳。日本人の我々はもっと足元の現役高校生や大学生の実態をみることが、次にどんなサービスが流行るか?を見極めることになるでしょう。

まとめ
米国では10代の若者を中心に様々なサービスが流行っている
Facebookの次のサービスを見極めたいのであれば、足元の実態を観察すべき

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